「後離婚」に関する事例の判例原文:暴言を吐く夫による結婚生活の破綻
「後離婚」関する判例の原文を掲載:用金庫から住宅ローンを借り受けて支払い,・・・
「離婚原因は夫にあるとして妻の夫に対する離婚・親権・財産分与の請求が認められ、養育費については一部認められた判例」の判例原文:用金庫から住宅ローンを借り受けて支払い,・・・
| 原文 | に支払うものとされており,そのうち1300万円は,原告及び被告が連帯債務者となり,C信用金庫から住宅ローンを借り受けて支払い,上記ローンは,被告の給料収入で返済していた。上記住宅ローンによる支払分以外の頭金を含めた570万円(代金総額の約30パーセント)及び仲介手数料や諸手続費用は,原告が自己の両親から贈与を受けた金員(合計約800万円)が充てられた。 ウ 本件マンションの時価は,約1400万円と査定される一方,上記住宅ローンの負債は,平成16年1月末現在で1128万3278円残っているので,本件マンションの剰余価値は約270万円となる。 エ 被告は,本件マンションに居住しているが,原告は,本件マンションが原告の実家に近いので,被告には住んで欲しくないとの気持ちから,本件マンションを処分することを希望している。 (2)原告は,平成13年1月から平成15年5月までの2年5か月の間,原告の祖母からほぼ毎月3万円の贈与を受け,さらに実父からも時折まとまった金額の贈与を受け,この金額から住宅ローンの返済に充当した金額の合計額は,少なくとも40万円である旨主張し,原告の陳述書(甲10)にはこれに沿う記載があるが,上記主張を裏付けるに足る客観的な証拠はなく,かえって,証拠(乙6の1ないし4,原告)によれば,原告と被告とは,被告の給料収入の中からローンの返済を行っていたことが認められるから,原告が述べるような金銭的支援が原告の親族からあったとしても,生活費等に対するものとみなすべきであり,同金額を本件マンションの財産分与に当たって考慮することはできないというべきである。 (3)上記認定事実によれば,本件離婚に伴う財産分与は,まず,本件定期預金については,名義人である被告に取得させた上,その清算金として,被告から原告に対して75万円を支払わせるのが相当である。 次に,本件マンションについては,これまで住宅ローンの支払が被告の給料収入からなされてきたものであり,現在,被告が本件マンションに居住し,(婚姻継続という前提であるにせよ)その使用を続けていくことを希望している一方,原告は本件マンションの使用を予定していない以上,本件マンションを被告に取得させ,原告に対して清算金を支払わせることを一次的には考慮すべきであると思われる。しかしながら,他方,清算金の支払いの実効性や,本件マンションの住宅ローンについて,原告が連帯債務者のまま残ることをも考慮すれば,本件マンションの売却に関する原告のイニシアチブを失わせることとは,相当ではないとも考えらる。以上の点を総合考慮すると,本件マンションに関する財産分与としては,被告の居住を認め,所有関係については共有のままに残すことが相当であるところ,上記(1)認定の本件マンション購入時の原告の支出分を考慮すれば,実質的な共有持分の割合を,原告は10分の7,被告は10分の3とするのが相当である。 そうすると,本件マンションの共有持分のうち,土地部分については,20万分の930,建物部分については,5分の1をそれぞれ被告から原告に対して分与することとする。 第4 よって,主文のとおり判決する。 東京地方裁判所民事第12部 裁判官 柴 田 寛 之 物 件 目 録 1 土地 所 在 東京都板橋区(以下略) 地 番 ○○番○ 地 目 宅地 地 積 1007.30平方メートル のうち,Y1の持分20万分の2325 2 建物 (1棟の建物の表示) 所 在 東京都板橋区(以下略) 構 造 鉄筋コンクリート造陸屋根地下1階付7階建 床 面 積 1階 435.05平方メートル 2階 436.45平方メートル 3階 436.45平方メートル 4階 381.37平方メートル 5階 381.37平方メートル 6階 322.01平方メートル 7階 322.01平方メートル 地下1階 44.25平方メートル (専有部分の建物の表示) 家屋番号 (略) さらに詳しくみる:建物の番号 ○○○ 種 類 ・・・ |
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