離婚法律相談データバンク 妻が宗教に関する離婚問題「妻が宗教」の離婚事例:「夫婦のお互いの経緯から生じた、結婚生活の破綻」 妻が宗教に関する離婚問題の判例

妻が宗教」に関する事例の判例原文:夫婦のお互いの経緯から生じた、結婚生活の破綻

妻が宗教」関する判例の原文を掲載:。被告が救急車を呼んだところ,原告は,逆・・・

「妻が夫に対して離婚と慰謝料請求をし、それに対して夫も同じ請求をし、離婚だけを認め、慰謝料の支払いは認めなかった判例」の判例原文:。被告が救急車を呼んだところ,原告は,逆・・・

原文 行くと行って出かけたにもかかわらず,被告が車で原告を迎えにいった際,見知らぬ男性と一緒に居た。被告は,原告が嘘をついていたことに立腹し,口論となったところ,原告は,いわゆる逆切れの状態になり,最後には気絶したような状態になった。被告が救急車を呼んだところ,原告は,逆に,救急車を呼んだことに対して,被告に怒りをぶつける有様であった。
 (3)原告は,同年4月ころ,被告に対し,女性の友人と食事をしていたら遅くなったので迎えにきてほしいと依頼したため,被告が車で迎えにいったところ,原告は,見知らぬ男性の車から降りてきた。その日も,原被告は口論となり,被告は,原告の言動を信じることができなくなった。
 (4)原告は,同年6月,Aと不貞行為に及んでいたにもかかわらず,被告に対し,「Aからレイプされかけた」と虚偽の事実を述べた。
 (5)被告は,原告に対する不信感を強め,原告の日記を読んでみたところ,平成12年11月から平成13年5月にかけて,男性と会ったり,食事をしたり,旅行に行ったりしたことが複数記されていた。
 (6)原告は,同年7月,体調不良のため,実家に帰っていたものであるが,そのころ,男性と一緒に居たにもかかわらず,電話をかけた被告に対し,実家に居るなどと嘘をついた。これにより,被告は,原告の嘘に疲れてしまい,同月以降,原告と完全に別居することにした。
 (7)なお,本件における調査嘱託により,原告は,同年5月,前夫のB(以下「B」という。)とともに北海道旅行に行き,ホテルに同宿していたことが判明した。原告は,以前から,Bと不貞関係にあったものと考えられる。
 (8)以上からすると,原被告間の婚姻関係を破綻させた責任は原告にあるというべきである。
 (9)以上により被告が被った精神的損害に対する慰謝料としては,500万円が相当である。
第3 当裁判所の判断
 1 認定事実
   証拠(甲1,2,乙1,2,被告本人,調査嘱託)及び弁論の全趣旨によれば,次の事実が認められる。
 (1)原告(昭和46年○月○○日生)は,平成8年ころ,Bと婚姻したが,その後,約1年半後に協議離婚した。しかし,Bは,その後も,原告の相談に乗ってくれるような存在であった。
 (2)原告及び被告(昭和40年○○月○○日生)は,遅くとも平成11年ころに知り合い,交際するようになったものであるが,原告は,その後間もなく,この交際を打ち切った。
 (3)被告は,遅くとも平成12年7月,前妻と婚姻したものであるが,原被告は,同年8月ころから,再び交際するようになった。なお,交際を再開した当時,原告は,被告が婚姻していることを知らなかった。
 (4)被告は,遅くとも同年9月,原告に対して自分が婚姻中である旨告白し,これを聞いた原告は,多大の精神的ショックを受けた。
 (5)結局,被告は,同年九,十月ころ,前妻と協議離婚し,原被告は,同年10月13日,婚姻の届出を了した。なお,被告がいまだ前妻と離婚していないにもかかわらず原告に対して結婚を申し込んだとの事実を認めるに足   さらに詳しくみる:りる確たる証拠はない。  (6)原告は,・・・