離婚法律相談データバンク 真意に関する離婚問題「真意」の離婚事例:「夫の浮気と暴力による結婚生活の破綻」 真意に関する離婚問題の判例

真意」に関する事例の判例原文:夫の浮気と暴力による結婚生活の破綻

真意」関する判例の原文を掲載:原告との婚姻関係を継続させる意思を喪失し・・・

「妻の夫との離婚による精神的苦痛に対する慰謝料請求が認められたが、夫の暴力と女性との交際は離婚原因ではないとした判例」の判例原文:原告との婚姻関係を継続させる意思を喪失し・・・

原文 による暴力自体にあるのではなく,被告Y2が,原告との婚姻関係を継続させる意思を喪失し,前記の暴力を振るってまで,そうした意思を明確にする態度を示したことによるものであるというべきである。したがって,被告Y2の暴行それ自体が,婚姻関係の破綻の原因となったということはできず,本件離婚の原因になったということはできない。
   なお,原告は,本件合意後も被告Y2との婚姻関係を継続させる意思を有しており,本件離婚訴訟においても上告審まで争った旨主張し,本件離婚訴訟が確定するまでの間,婚姻関係が破綻したとはいえない旨主張するもののようであるが,夫婦の一方が,婚姻関係を継続させる意思を失い,そうした態度を明確にしたことによって婚姻生活を継続することが困難になったという場合には,夫婦の他方が婚姻関係を継続させる意思を必ずしも失っていない場合であっても,婚姻関係が破綻したものというべき場合のあることはもとよりであり,原告の上記主張は,それ自体失当である。
 3 被告Y1の責任(争点(2)②)について
   前記のとおり,遅くとも本件合意の当時には,原告と被告Y2の婚姻関係は修復不能な程度に破綻していたところ,その当時までに,被告らが交際していたという事実を認めることはできないのであって,被告Y2が原告との婚姻関係を継続させる意思を喪失するに至ったのは,被告Y1との交際が理由であったと認めることはできない。
   かえって,前記事実に証拠(被告Y1本人,被告Y2本人)及び弁論の全趣旨を総合すれば,被告Y2と被告Y1は,平成7年9月7日,被告Y1が本件会社の面接に訪れた際に知り合い,同年10月ころから,交際するようになったものであることが認められるところ,その当時,原告は,本件合意に基づいて被告Y2が購入した□□□宅のマンションに転居していたのであるから,その当時,原告と被告Y2の婚姻関係が修復不能な破綻状態にあったことは明らかである。
   以上によれば,被告Y1が被告Y2と交際していたという点については,原告に対する違法な行為であると評価することはできない。
 4 被告Y2の責任及び原告の損害(争点(2)③及び①)について
 (1)前記のとおり,原告と被告Y2が本件合意をするに至った原因は,被告Y2が,原告との婚姻関係を継続させる意思を喪失し,そうした意思を明確にする態度を示すようになったことにあると考えられる。
    そこで,被告Y2が,原告との婚姻関係を継続させる意思を喪失するに至った原因についてさらに検討する(なお,当時,被告らが交際していたという事実を認めることができないのは前記のとおりであり,被告らが交際していたという事実を原因として,被告Y2が原告との婚姻関係を継続させる意思を喪失するに至ったものであるといえないことは前記のとおりである。)。
    この点,証拠(乙1,2)によれば,本件離婚訴訟の原審判決は,原告と被告Y2の婚姻関係破綻の原因について,「両者間には婚姻関係の破綻に直結するような要因はなかったものの,二子が誕生してから,生活の比重が二子の母親としての役割に傾斜する被告(本件原告)と,常に自分中心であることを求める原告(本件被告Y2)との間で,徐々に両者の価値観や性格の相違が顕著となり,被告はほとんど意識しなかったが,原告にはそれが疎外感となり,被告に対するかなりの不満として蓄積していったものと考えられる。」,「(もっとも(中略)原告の指摘するような諸点があったとしても,それらは原告の感じ方によるところも大きく,また,被告が二人の子供の育児に精力を傾けるのは母親として無理からぬところであり,それを原告が疎外されている感じる原告の側に多分に自己中心的な要因がみられるというべきである。)」と判示しており,控訴審判決も,この判断を維持していることが認められるのであって,本件証拠及び弁論の全趣旨を総合しても,上記判断を覆すに足りない。
    以上によれば,被告Y2が,原告との婚姻関係を継続させる意思を喪失するに至ったのは,婚姻生活を重ねる中で,子供の育て方や生活のあり方を含めて,原告と被告Y2との価値観の相違が顕在化したことによるものであったと認められる。このように,夫婦間での価値観の相違が顕在化するに至った経緯の中で,被告Y2の側に自己中心的な側面があったとしても,原告の側にも同様の側面がなかったとはいえず(証拠(乙1,2)によれば,原審判決は,「   さらに詳しくみる:性格面でも,原告(本件被告Y2)も被告(・・・