「不動産を取得」に関する事例の判例原文:夫のDVと浮気による結婚生活の破綻
「不動産を取得」関する判例の原文を掲載:治療 を受けていないことが認められ,これ・・・
「夫のDVと浮気を原因とする離婚請求が認められた判例」の判例原文:治療 を受けていないことが認められ,これ・・・
| 原文 | 7月 4日の調停期日において,夫婦関係円満調整の調停を成立させていること が認められるところ,本件全証拠によっても,その当時,被告に審判行為 能力が欠けていたことを認めるに足りない上,証拠(調査嘱託の結果)に よれば,被告の上記症状は,同月8日には緩和され,それ以降は通院治療 を受けていないことが認められ,これらの事実にかんがみれば,本件合意 当時,被告が心神耗弱の状態にあったとは認められない。 したがって,被告の上記主張は採用できない。 (2) 抗弁(2)(心裡留保による無効)について 被告は,原告は,真に婚姻を継続する意思がなかったにもかかわらず, 婚姻の継続を表明して本件合意を申し出ているところ,被告はその真意を 知らないで本件合意を承諾したものであると主張するが,民法93条の心 裡留保は,相手方である被告が表意者である原告の真意を知り又はこれを 知ることを得べかりしときは原告の意思表示が無効とされるものであるか ら,被告の主張のみによっては,原告の意思表示は無効をきたさないとい うべきである。 (3) 抗弁(3)(要素の錯誤による無効)について 被告は,本件合意当時,これを履行すると過大な財産分与になり,また 被告に莫大な譲渡所得税が課税されることになるにもかかわらず,これら がないものと誤信していたなどとして,本件合意は要素の錯誤により無効 であると主張する。 しかし,本件合意は,その内容から明らかなように,被告が原告に対し 不貞な行為又は暴力を行った場合には,原告と被告は離婚することとし, この場合,被告は,原告に対し,所定の財産分与及び慰謝料の支払がなさ れる旨記載されており,かつ,被告も,これを認識しながら署名押印して いるのであるから,被告において,不動産の譲渡及び慰謝料の支払に関し, 動機ないし内心的効果意思と表示上の効果意思との さらに詳しくみる:間には何ら不一致がな いというべきである・・・ |
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