離婚法律相談データバンク 援用に関する離婚問題「援用」の離婚事例:「夫の浮気と暴力による結婚生活の破綻」 援用に関する離婚問題の判例

援用」に関する事例の判例原文:夫の浮気と暴力による結婚生活の破綻

援用」関する判例の原文を掲載:した以降は,□□宅を生活の本拠とせずに,・・・

「妻の夫との離婚による精神的苦痛に対する慰謝料請求が認められたが、夫の暴力と女性との交際は離婚原因ではないとした判例」の判例原文:した以降は,□□宅を生活の本拠とせずに,・・・

原文 いう内容の合意をし,同年7月には,この合意に基づいて,被告Y2が原告名義でマンションを購入するに至っていることが明らかである。さらに,前記のとおり,原告は,同年6月9日には,東京家庭裁判所に夫婦関係調整(円満調整)の調停を申し立てたが,同調停は,被告Y2の不出頭等により取下げで終了していること,上記事実及び弁論の全趣旨を総合すれば,原告は,遅くとも同年5月30日に被告Y2の実家に避難した以降は,□□宅を生活の本拠とせずに,被告Y2の実家を生活の本拠としていたことが認められることを併せ考えると,本件合意は,単なる別居の合意にとどまるものということはできず,子らのために離婚手続を3年間行わないこととするものの,原告と被告Y2との婚姻生活を実質的に終了させる内容の合意であったということができるのであって,原告と被告Y2の婚姻関係は,遅くとも本件合意が成立した平成7年6月29日の時点においては,修復不能な破綻状態に陥っていたことが認められる。
     なお,証拠(甲9)によれば,本件合意の際に立ち会った弁護士は,離婚に条件や期限を付けることはできないので,直ちに離婚するという内容でない限り,別居条件についての合意をして,離婚については改めて協議するほかない旨述べたことが認められるところ,離婚の合意に期限を付することはできない(期限を付したとしても離婚の合意としては効力を有しない)のであるから,上記弁護士の発言内容は,その意味において的確なものであるということができるものの,前記のとおり,本件合意の際に作成された文書には,3年後の離婚条件については状況の変化に応じて改めて協議する旨記載されているところ,その記載自体からも,3年後の離婚自体については,これを前提としているものと読み取ることができるし,前記のとおり,本件合意は,原告名義でマンションを購入するという具体的な内容のものであることからすると,離婚に伴う清算的又は扶養的財産分与としての実質を有する内容のものというほかないのであって,単なる別居の合意にとどまるということはできない。
     また,原告は,被告Y2が,3年後に離婚するという本件合意における約束を破り,直ちに離婚訴訟を提起し,本件合意における経済的な保証という約束も履行しなかったのであるから,被告Y2が本件合意を自己の有利な点においてのみ援用するのは信義に反する旨主張するが,本件においては,本件合意の内容の法的効力が問題となっているのではなく,本件合意を締結したという事実をもって,婚姻関係が破綻するに至ったものと見ることができるかが争点となっているものであること,離婚の合意に期限を付しても効力を生じないのと同様,一定期間,離婚を求めないという内容の合意をしても効力を生じるものではないこと,証拠(乙18)によれば,婚姻費用の分担の問題については,その後,家事審判及び即時抗告に対する決定がされ,これに基づく強制執行に対する請求異議訴訟において原告と被告Y2との間に訴訟上の和解が成立していることが認められるところ,証拠及び弁論の全趣旨を総合しても,それまでの間,被告Y2が婚姻費用等を分担しなかったことによって原告の経済生活が生活保護基準を下回るなどの切迫した状況に追い込まれていた等の事情があると認めることもできないことなどから考えると,原告の主張が信義に反するものであると評価することはできな   さらに詳しくみる:い。    イ 本件合意に至る経緯につい・・・

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