離婚法律相談データバンク 家庭内暴力に関する離婚問題「家庭内暴力」の離婚事例:「夫からの妻や子供への度重なる暴力や不貞行為により、結婚生活が破綻」 家庭内暴力に関する離婚問題の判例

家庭内暴力」に関する事例の判例原文:夫からの妻や子供への度重なる暴力や不貞行為により、結婚生活が破綻

家庭内暴力」関する判例の原文を掲載:出かけるなどし,同年4月9日以降は公然と・・・

「夫の不貞行為や妻や子供への暴力により、結婚生活が破綻した事例」の判例原文:出かけるなどし,同年4月9日以降は公然と・・・

原文 (以下「D1」という。)と不貞関係を開始し,以後理由を続けては外泊するようになり,平成12年3月ころには,D1と一泊旅行に出かけるなどし,同年4月9日以降は公然と無断外泊を繰り返すようになり,家にほとんど帰らなくなった。また,被告は,原告及び同居している原告の実子である次女C1に対し,暴言を浴びせたり,嫌がらせをしたり,暴力をふるうなどしたため,次女C1の精神状態が不安定となり,原告自身も心身ともに耐えられなくなったことから,前記第2の1(1)記載のとおり,離婚を決意して平成12年10月29日,次女とともに本件マンションを出て被告と別居するに至った。被告は,平成13年2月12日付で住民票を本件マンションに移したD1と同棲を続けている。
   ② 以上のとおり,原告と被告の間の婚姻関係は,被告の責めに帰すべき不貞行為等によって破綻するに至ったものであり,民法770条1項1号の不貞行為及び同条項5号のその他婚姻を継続し難い重大な事由があり,原告は,被告に対し,離婚を求めるとともに,上記被告の責めに帰すべき不貞行為等によって原告が被った精神的苦痛に対する慰謝料は1000万円をくだらない。
   ③Ⅰ 原告は,医者の掛け持ちと日々のステロイド治療による激しい痛みと膿との戦いで夜も眠れない思いをしていたため,転地療養のため,全て支払を原告が行うことを条件としてE1マンションを購入したにすぎない。
    Ⅱ 被告は,平成12年1月末ころまで,原告と旅行に出かけたり,夫婦揃って冠婚葬祭に出席するなどしていたものであって,原告と被告の婚姻関係は破綻していなかった。
   (被告の認否・反論)
   ① 原告と被告は相互に婚姻関係を継続しようとする意思はなく,夫婦関係は完全に破綻しているものであって,民法770条1項5号の婚姻を継続し難い重大な事由があること,原告が家出をした際,被告が,原告の生活態度に我慢できなくなり,平手で1,2回叩いてしまったことが2回あること,被告が平成12年8月27日C1を叩いたこと,被告が無断外泊をしたこと,原告が平成13年2月12日以降D1と同居していることは認め,その余は否認ないし争う。
   ② 被告が,原告の生活態度に我慢できなくなり,平手で1,2回叩いてしまったことは2回あるが,それ以外に被告が原告に対して暴力を振るったことはなく,被告がC1を叩いたこともあるが1度だけ(平成12年8月27日)であり,C1の被告に対するひどい態度に耐えかねてつい手を出してしまったものであり,被告が外泊したのは,家に帰りたくなかったため1人でサウナなどに泊まっていたものに過ぎず,何ら不貞行為は行っていない。本件マンションにおいてD1と同居し始めたのは,原告が自ら本件マンションを出ていった別居後のことであるし,そもそも単なる同居   さらに詳しくみる:に過ぎず,現在も男女関係にあるものではな・・・

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