「共有持分」に関する事例の判例原文:暴言を吐く夫による結婚生活の破綻
「共有持分」関する判例の原文を掲載:は,長男と一緒に両親の援助を受けながら居・・・
「離婚原因は夫にあるとして妻の夫に対する離婚・親権・財産分与の請求が認められ、養育費については一部認められた判例」の判例原文:は,長男と一緒に両親の援助を受けながら居・・・
| 原文 | 告の離婚の意思は固く,調停は平成15年10月8日不成立となった。 (9)原告は,長男と一緒に両親の援助を受けながら居住し,平成15年10月からはパートとして働き,1か月5万円から6万円の収入を得ている。 被告は,本件マンションに居住し,タクシー会社の総務課長で運行管理者として働き,月収は約30万円である。 2 離婚請求,親権者の指定及び養育費について (1)上記1認定事実によれば,原告は,別居の時点から離婚の意思が極めて堅固で,被告との婚姻関係を修復し,継続する意思は全くないこと,その原因については,仮に喧嘩の際の言葉のやりとりがあるとしても,被告の酔余の言動,特に原告の人格を無視したとも言える被告の暴言に起因することが大きいと認められるにもかかわらず,被告は,自己の言動については,喧嘩の中での売り言葉に買い言葉であるとし,他方,原告の供述内容については,原告がヒステリックになり,喚き散らしているような状態と同じであり,また,原告は,まだ躁うつ病の状態にあり,被害者であるとの妄想にとりつかれていると述べていて,被告自身の言動について反省をすることがなく,かえって,原告のヒステリー的性格やうつ病に原因を転嫁させているから,今後,婚姻関係を修復し,改善することは期待できないというべきである。 そうすると,原告の主張する離婚原因が,主に被告の発言によるものであり,また,被告は長男に対して強い愛情を有し,長男のためにも離婚をしたくはない旨述べていること,別居期間も1年足らずであることなどを考えても,現時点において,原告と被告との婚姻生活を修復することは困難であり,婚姻関係は完全に破綻しているものと認められるから,民法770条1項5号の離婚事由があるものというべきである。 (2)そして,長男は未だ3歳で母親の養育・監護を必要とする年齢であること,現に原告が長男と同居し,その両親の支援も得られることなどを考え合わせれば,長男の親権者は原告と定めるのが相当である。 (3)上記1認定の原告及び被告の収入に,長男の年齢等を考慮すると,被告が支払うべき養育費は,1か月3万円と定めるのが相当である。 3 慰謝料請求について 前記1認定事実によれば,原告は,結婚後間もなくから離婚を考えるようになっており,婚姻関係の破綻については,生育環境等の違いや,年齢差による原告と被告との性格の不一致という要素は否定できないものの,その主たる原因は,度重なる被告の暴言にあるものというべきであるから,被告は,これによって原告が被った精神的苦痛を慰謝すべき責任があるところ,婚姻期間の長さ,経済状況,その他の諸般事情を考え合わせれば,その慰謝料は,150万円をもって相当と認められる。 4 財産分与について (1)証拠(甲4ないし10,乙2,乙6の1ないし4,原告,被告)及び弁論の全趣旨によれば,次の事実が認められる。 ア 婚姻期間中,原告は,その家計費の中から捻出し,被告名義で150万円の定期預金を行った。 イ 原告と被告とは,平成12年11月,自宅として本件マンションを代金1870万円で購入し,土地(敷地)については,持分各20万分の2325,建物については,持分各2分の1の割合で共有名義の登記をした。その売買契約書によれば,契約締結時に頭金180万円を支払い,残代金1690万円は平成12年12月21日までに支払うものとされており,そのうち1300万円は,原告及び被告が連帯債務者となり,C信用金庫から住宅ローンを借り受けて支払い,上記ローンは,被告の給料収入で返済していた。上記住宅ローンによる支払分以外の頭金を含めた570万円(代金総額の約30パーセント)及び仲介手数料や諸手続費用は,原告が自己の両親から贈与を受けた金員(合計約800万円)が充てられた。 さらに詳しくみる:ウ 本件マンションの時価は,約1400万・・・ |
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