離婚法律相談データバンク 設計に関する離婚問題「設計」の離婚事例:「夫の暴力などによる結婚生活の破綻」 設計に関する離婚問題の判例

設計」に関する事例の判例原文:夫の暴力などによる結婚生活の破綻

設計」関する判例の原文を掲載:行の株式の売却代金664万円(乙10) ・・・

「結婚生活が破綻し、もはや回復が出来ないとして、離婚の請求を認めた判例」の判例原文:行の株式の売却代金664万円(乙10) ・・・

原文 (ただし,平成14年6月ころまでに②のカードローンを全額返済し,平成15年9月ころの残高は,①が1444万5143円であり,②が71万4334円である。なお,預金と現金の合計は約55万円程度である。)
  (ロ)被告の特有財産額は次のとおり合計862万1000円である。
 ①株式会社富士銀行の株式の売却代金664万円(乙10)
  亡父から株式2000株を相続し,本件マンション購入時に売却して,その頭金に充てた。
 ②現金78万1000円(乙11)
  原告が被告の母から生活費の援助として受け取った。
 ③現金120万円(乙12)
  原告が被告の母から長女の教育資金として受け取った。
  (ハ)したがって,夫婦間の共有財産額は,本件マンションの評価額970万から特有財産額862万1000円を差し引いた107万9000円である。
第3 当裁判所の判断
 1 離婚請求及び慰謝料請求について
 (1)本件の事実関係は,基幹的な部分についておおむね争いがないといってよいものと思われるが,証拠(甲10,乙15,17,24,原告本人及び被告本人)及び弁論の全趣旨に照らして整理すれば,その概要は次のとおりである。
  (イ)原告と被告は,婚姻後,家計費の管理の問題,原告の母親との関係をめぐる諍い,及び長女の教育問題等から度々喧嘩し,激高した被告が物を壊したり原告に暴力を振るったりしたことも少なからずあり,そのため原告が殴られて前歯を折ったり,長女が警察を呼ぶほどの事態になったりしながらも,平成12年ころまでおおむね同居生活を続けた。
  (ロ)原告と被告が初めて別居したのは昭和60年7月ころのことであり,その収拾のため,被告は,前記のとおり,今後は暴力を振るったりせず,毎月の生活費もまとめて渡すこと,そして約束違反により離婚するときには慰謝料として相当な金額に1000万円を加算した金員を支払う旨の誓約書(甲3)に署名押印して,これを仲人に差し入れた。
  (ハ)しかしながら,平成12年7月ころ,長女が被告に反発したことに端を反して原告と被告も喧嘩となり,長女が警察を呼ぶという事態に発展してからは,長女が以後被告との同居を拒否したため,その生活費の負担等をめぐる問題から原告と被告の溝が次第に深まり,原告はいったん社宅(被告方)に戻って再び被告と同居したものの,結局,被告が大学に進学した長女への仕送りをしないことから,原告は,被告に愛想をつかし,平成14年5月3日ころ以降,被告と確定的に別居した。
 (2)以上の認定事実及び本件訴訟の経過(特に,被告も離婚等の反訴を提起したこと)によれば,原告と被告の婚姻関係は回復できないほどに破綻しており,婚姻を継続し難い重大な事由(民法770条1項5号)があると認められるから,本訴及び反訴における各離婚請求をいずれも認容すべきである。
 そして,被告は離婚原因について原告が長女の我が儘を容認して夫婦の同居・協力扶助義務に違反したというが,前記認定事実によれば,そうではなく,原告が主張するように,気に入らないことがあると暴行・暴力に及び,長女の方にも問題があるとしても,その大学での就学費用を負担しようとしない被告の頑迷・意固地な態度が主たる離婚原因であると認められるから,被告(反訴原告)の慰謝料請求は理由がなく,原告の慰謝料請求については,婚姻破綻時までの諸事情,これによる原告の苦労及び離婚によって原告が被る不利益を総合すると,前記の誓約書があることにも照らし,その請求額1000万円は過大ではなく,これを全額認めるのが相当である。
 2 財産分与請求について
 被告の年収をみると,新婚当時の昭和58年分は約415万円(乙1)であったが,平成14年分は約1135万円(乙20)である。他方,原告は現在,派遣会社の事務職として月額20万円の給与収入があり,以前もアルバイトやパートの収入を得ていたとはいうものの,平成14年5月ころの別居以前は基本的に専   さらに詳しくみる:業主婦であった。  次に,被告が現に有す・・・