「甲乙弁論」に関する事例の判例原文:不倫を原因とした結婚生活の破綻
「甲乙弁論」関する判例の原文を掲載:状態にある。原告と被告の婚姻は完全に破綻・・・
「時効のために、夫の不倫に対する慰謝料を請求することができなかった判例」の判例原文:状態にある。原告と被告の婚姻は完全に破綻・・・
| 原文 | を扶養しており,またトラック運転手という職業 柄,原告自身が年を取ったことから昔に比べ収入は激減している。原告が,現在の 収入で実母を養いながら,従来どおりの婚姻費用を被告に支払い続けることはもは や不可能である。 ⑤ 原告と被告の別居期間は相当長期に及んでおり,現在原告は,成人に達した息 子との接触も望めない状態にある。原告と被告の婚姻は完全に破綻しており,互い の性格の不一致のため,今後復縁する可能性は皆無である。原告は,被告と正式に 離婚して互いに自立し,年老いた実母に心労をかけることなく,平穏な日々を送り たいと考えている。 ⑥ 反訴請求における原告の主張で述べるとおり,原告の不貞行為や悪意の遺棄が 婚姻破綻の原因であるとする被告の主張は失当である。また,仮に,夫婦関係破綻 に対する責任の一端が原告にあるとしても,本件の場合,離婚を認めても社会正義 に反することはない。既に13年以上に及ぶ長期の別居生活を続けている原告と被 告が,戸籍上だけで実態を全く欠く夫婦関係を続けることには何ら正当性も合理性 もない。 ⑦ 以上のとおり,原被告間には民法770条1項5号所定の婚姻を継続し難い重 大な事由があるから,原告は被告に対し離婚を求める。 (2) 被告 ① 昭和63年ころから夫婦仲が悪くなった事実は否認する。平成元年ころ,原告 が遊興や女遊びにより留守がちになった事実はあったが,被告は許してきた。原告 は,その後も気が向くと帰宅し,夫婦間の性交渉もあった。被告としては極めて病 弱の身で子供を養育し,原告が目を覚ますのを待ち続けてきたものである。婚姻破 綻については争う。 ② 原告の有責性 仮に,本件婚姻が破綻しているとしても,反訴請求における被告の主張で述べる とおり,その責任は専ら原告にあるから,離婚請求は許 さらに詳しくみる:されない。 (反訴請求) (1) 被告 ・・・ |
|---|
