「原因と主張」に関する事例の判例原文:価値観の違いによる結婚生活の破綻
「原因と主張」関する判例の原文を掲載:かった費用は、食費、光熱費、被服費、雑費・・・
「夫の暴力を多少なりとも認定して慰謝料請求を認めた事例」の判例原文:かった費用は、食費、光熱費、被服費、雑費・・・
| 原文 | 被告が会社経営者であり世間一般の水準から見て少なくない収入を得ていたこと及び原告に対して生活費として毎月20万円ないし22万円を手渡していたことは認めるが、22万円に増額したのはAの誕生が契機ではなく、それ以前に、原告が毎月の生活費の不足を訴えた際に、被告がその希望を容れて増額したのである。 原告が前記の生活費から負担しなければならなかった費用は、食費、光熱費、被服費、雑費等に限られ、14万1000円の家賃をはじめ、ローンの返済、夫婦で外食した際の食事代の一部、交際費、被告の小遣い、冠婚葬祭費等はすべて原告に渡されていた生活費とは別に支出されていたので、毎月の生活費が不足することなどあり得ない。 ウ 妊娠後の非協力について 被告は、原告から妊娠の事実を聞いて大きな喜びを感じた。被告が「おろしてくれ。」などと言うはずがないし、お風呂には入れないなどと言ったこともない。帝王切開手術の予定日の変更を申し入れたことはあるが、原告も了解し、むしろ希望していたことである。 エ 暴力について 被告が軽井沢に行ったのは、別荘の管理のため男手が不可欠だったからであるが、この際、原告が被告に行かないように頼んだことはない。原告は、自分は行けないが、被告は行ってお母さんたちを助けであげてと理解を示していた。 被告は、きっかけは失念しているが、原告と口論になり、原告の両肩をつかんで台所の壁に押しつけたことが一度だけある。何らかの原因で口論となって原告が怒り出し、台所に立つ原告が、被告に対し、ヒステリックに何かを怒鳴り、それに対し、被告がいつものとおり黙って聞いているだけといった状況であったが、原告の怒りは次第にエスカレートし、被告に対する言葉も激しさを増し、最後には、原告が知りもしない被告の前妻のことにまで言及して暴言を吐くに至った。被告は、前妻の話を持ち出されたことでかっとなり、原告の両肩を掴んで壁に押し付けた。そのとき、原告の頭が台所の壁に1、2度ぶつかったことはあると思われる。しかし、被告は直ちに我に返り、原告の両肩をつかんでいた両手をはなした。被告が原告の首をつかみ壁に頭を数回強く打ち付けるというようなことは行っていないし、原告の頭が切れて出血したということもないし、原告がショックを受けて、2、3日食事もできず寝たきりの状態となったということもない。原告は、我に返って後ずさりした被告に対し、そばに置いてあった鍋の蓋を投げつけ、それが被告の額にあたった。 原告と被告は、当日のうちにお互いの行為について謝罪しあい、その際、原告に怪我がないことも確かめている。また、このことがあった後も、原告と被告との間には長期間良好な関係が続いた。 オ 出産後の精神的虐待等について 原告が主張するような事実は全くない。原告が、原告の祖父の見舞いのために松山に戻ったときも、被告は松山行きを勧めたし、被告が出張中であったことから被告の母親と会社を休んだ被告の妹が原告を羽田空港まで送っていったほどである。 (2)婚姻を継続し難い重大な事由について ア 原因のない別居 原告は、平成13年2月14日、被告に対して理由を全く説明しないまま、突如、Aを連れて松山の実家に戻った。原告は、被告に対し、それまで離婚を求める意思表示など一切しておらず、被告は、突然のことに驚愕した。被告が原告に対し、戻ってくるよう手紙を書いたところ、原告は、平成13年3月13日付けの手紙で初めて明確に離婚を求めてきた。被告は、離婚を求められるなど全く予想していなかった。また、原告は、この手紙を被告の自宅でなく会社宛に内容証明郵便で送付してきたため、夫婦に尋常でない問題が生じていることが会社の従業員に知れてしまった。原告は、離婚を求めながらも、その理由を明らかにしなかったので、被告は離婚に応じるかどうかを考えることができなかった。 イ 被告による松山訪問 被告 さらに詳しくみる:は、平成13年3月23日から同月25日ま・・・ |
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