「冷淡」に関する事例の判例原文:夫が威圧的な態度をしたことや子供たちへの思いやりがなかったことによる、結婚生活の破綻
「冷淡」関する判例の原文を掲載:に婚姻の届出をした。原告と被告との間には・・・
「夫の威圧的な態度を受けた妻の離婚請求を認めた判例」の判例原文:に婚姻の届出をした。原告と被告との間には・・・
| 原文 | は,昭和54年4月ころ知り合い,その約1か月後の同年5月16日に婚姻の届出をした。原告と被告との間には,現在長女A(昭和58年○月○○日生)及び二男B(平成元年○○月○日生)がいる。なお,長男C(昭和56年○月○日生)は生後間もなく病死している。 (2)原告は,高校を卒業後,専門学校を経て貿易会社に勤務していたが,そのころ被告と知り合い,結婚生活に入った。 被告は,高校を中退し,原告と知り合ったころは,アパートで一人暮らしをして玩具屋の営業の仕事をしていた。結婚後は,1か月ほどで,玩具屋を辞め,その後は,カーオーディオ関係の営業,クラブの会計,運送会社等の仕事を転々とした後,Dという会社の派遣の営業職として働き始め,有限会社Eを設立し,この会社を通じて収入を得ている。なお,被告は,以前暴走族に属していたことがあり,その後も右翼として活動し,結婚後も,街宣活動に出ていたことがあった。 (3)被告は,結婚当初から原告の行動に細かく口を出し,原告がこれに従わなかったり,話し合っていて被告の分が悪くなると,態度を豹変して怒鳴りだし,脅かしてでも従わせることがよくあった。また,原告は,これまで被告から殴られたり,蹴られたり,投げ飛ばされたりしたことが3回ないし4回あったが,直接的な暴力は平成4年ころからはなくなった。 原告は,7歳も年上の被告から常々「俺が喰わせているんだ。お前一人では何もできない。」などと言われており,また,被告を怒らせないように,我慢をして服従していることが多かったため,被告は,夫婦間はうまくいっていると思っていた。しかし,被告は,相変わらず,原告の言動に対して突然怒鳴りだしたりするので,原告及び子供らは,常にびくびくし,家族中恐怖感を抱いていた。例えば,被告が,車に家族を乗せて外出した際,他車とトラブルを起こし,相手の運転手に「そこでまってろてめえ,馬鹿野郎」などと口汚く罵りだしたので,原告がなだめたところ,蛇行運転をしたり,急ブレーキをかけたりして原告や子供らを怖がらせたこともあった。また,長女が私立高校に行きたがっていたところ,被告は金がないといって大反対をしておきながら,その直ぐ後に新車を購入し,「お前が都立高校に行ってくれたからクラウンが買えた。」と言うなど,子供らに対する思いやりが全くなかった。 (4)原告は,平成5年ころから,気分が落ち込んだり,体の火照りやめまいがし,頭痛で起きていることができなくなり,医者から更年期障害の疑いで投薬を受けていた。 当時,被告は,午後5時ころには帰宅して,冷蔵庫の中を点検したり,部屋がきちんと掃除されているかなど見回ったりして文句を言うので,原告は,気分が悪くても寝ていることもできなかった。平成7年ころには,めまいがひどく,2週間ほど入院して治療を受けたこともあり,このころから精神安定剤の投与を受けるようになった。 (5)このような状況の中で,原告は,平成12年5月ころから,体調がますます悪くなり,精神的にも不安定となり,夜もよく眠れなくなった。そこで,原告は,このまま被告と生活していると家庭が崩壊してしまうので,一度距離をおいてお互いに見つめ直した方がよいと考え,平成13年5月,原告は,仕事中の被告に電話をかけ,子供らと一緒に家を出たいと申し出た。しかし,被告はこれに反対し,結局,被告が家を出ることになり,同年8月,別にマンションを借りて別居した。 (6)原告は,別居当時は,被告と離婚するつもりはなく,被告に,週に1,2回は帰ってくるように言っていたが,被告は,帰ってくると,以前よりも増して感情を爆発させ,怒鳴ったり,また急に泣き出したりの繰り返しで,長女にまで目つきを変え,口汚く怒鳴りつけるようになっていった。そこで,子供らは,ますます被告を怖がり,当時小学6年生の二男は,被告が帰ると震えたり,泣き出すようになり,このころ,学校の先生から,二男が保健室のノートに「死」と書いていることを知らされた。後日そのことを二男に質すと,二男は,「親父が週2回帰って来るくらいなら死んだ方がましだと思っていた。」と答えた。 (7)被告は,平成13年12月21日にイレウスで入院し,同月26日に退院したが,入院中,原告も子供らも一度も見舞いに来ることはなかった。被告は,このことを不満に さらに詳しくみる:思い,そのことを確かめに,退院した日に家・・・ |
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