離婚法律相談データバンク 破綻と判断に関する離婚問題「破綻と判断」の離婚事例:「離婚原因を作った夫からの離婚請求が認められた事例」 破綻と判断に関する離婚問題の判例

破綻と判断」に関する事例の判例原文:離婚原因を作った夫からの離婚請求が認められた事例

破綻と判断」関する判例の原文を掲載:情報を得るなどしてため,これが発覚すると・・・

「離婚原因を作った夫から、離婚請求が認められた判例」の判例原文:情報を得るなどしてため,これが発覚すると・・・

原文 るには至らず,前件判決では,原告の主張を認めるに足りる証拠はないとして,その主張が排斥されている。しかし,本件訴訟に至って,被告がIと挙式した際の記念写真が発見され,また,I及びMから被告の前記行状について情報を得るなどしてため,これが発覚するところとなった。
   カ また,被告は,前訴基準時後である平成13年5月まで,Iに生活費を渡し,また,食べ物を届けていた。同月には,IとMが交際していることを知り,Iの部屋へ無断で入った上,部屋の物を持ち去るなどの嫌がらせを行い,その後も,Mに対し,1日20回以上,電話を架けたり,巣鴨駅で待ち伏せ「この女は,私の男をとった女だ。」などと大声で叫ぶなどの嫌がらせを行った。そのため,Mは,数回にわたり警察に通報し,被告は,警察で事情を聴取されると,Iとは夫婦同然の仲であると述べていた。
   キ その一方で,被告は,Iに対しては,なお復縁を迫っていた。
 (2)前記認定の事実を総合して判断すれば,原・被告の婚姻関係は,原告の不貞行為が契機となって別居という事態に発展して現在までその別居状態が継続しているばかりでなく,その間において,被告もまた,Iと男女の関係に至り,かつ,その関係を続け,その事実は,前件訴訟では発覚せず,したがって,前件判決では,被告とIとの不貞関係を認めるに足りる証拠はないと判断されているが,前訴基準時後も,その関係が続き,現時点における被告とIとの関係はともかく,少なくとも平成13年5月ころまでは,被告が愛情を注いでいたのは,原告ではなく,Iであったと認められる。
    他方,原告においても,前件訴訟において,原告との復縁を求める被告の言動につき,Iとの不貞行為が発覚していなかったため,その疑いを抱いていても,なお真意であると誤信する余地がないわけではなかったが,その関係が発覚した現在においては,被告の言動は,真意から原告との復縁を願ってのものではないといわなければならない以上,被告との信頼関係の修復を原告に期待するのは到底不可能である。
    以上によれば,原・被告間の婚姻関係は,前訴基準後に発覚した事情及びその後に生じた事情からして,これを継続し難いほどに破綻していると判断せざるを得ない。
 (3)この点につき,被告は,第1に,Iと男女の関係のあったことを認めながら,Iのために被告名義で豊島区(以下略)に部屋を借りたのは,ボランティア活動の一環であったとか,Iとの結婚写真は,Iの娘であるKにI名義の保険金520万円を預けたことの証拠としようとしたからであるとか,Iが賃借した文京区(以下略)のアパートの連帯保証人になったのは,(以下略)に部屋を賃借した際に被告の娘をIの連帯保証人にしていたのを外すためであったとか,るる弁解して,被告とIとの関係がIから受けた金銭要求に被告が応じたにすぎない関係であったかのように主張するが,その弁解自体が不自然・不合理極まりなく,到底採用し得るところではないのであって,被告とIとの男女の関係は,原・被告間の婚姻関係の破綻の有無を判断するに際して,これを斟酌せざるを得ない。
 (4)この点につき,被告は,第2に,前件判決の既判力を理由に,前訴基準時において,原・被告間の婚姻関係は破綻していな   さらに詳しくみる:いとの事実が確定し,原告の被告に対する離・・・

破綻と判断」の関連離婚法律相談事例、離婚問題事例