「持分権」に関する事例の判例原文:夫のDVと浮気による結婚生活の破綻
「持分権」関する判例の原文を掲載:抗弁(本件合意に基づく請求に対し)につい・・・
「夫のDVと浮気を原因とする離婚請求が認められた判例」の判例原文:抗弁(本件合意に基づく請求に対し)につい・・・
| 原文 | る被告の暴力が直接的な契機となって,両者の亀裂は 決定的なものとなり,以後,現在まで約2年近くにわたって別居状態にあ ることにかんがみれば,原告と被告間の婚姻関係は既に破たんしているも のと認められる。 したがって,原告の離婚請求は認容すべきである。 3 抗弁(本件合意に基づく請求に対し)について (1) 抗弁(1)(意思無能力による無効)について 被告は,息苦しさ,不眠,うつ気分,大儀,体のだるさ,食欲不振,い ら立ち,死の恐怖等を訴えており,かなり重い精神疾患であったところ, 本件合意当時,不定愁訴より病状が進んだ自律神経失調状況で,心神耗弱 の状態にあり,正常な判断をすることができなかったとして,本件合意は 意思無能力により無効であると主張する。 しかし,前記2(1)オ認定の事実によれば,原告と被告は,平成8年7月 4日の調停期日において,夫婦関係円満調整の調停を成立させていること が認められるところ,本件全証拠によっても,その当時,被告に審判行為 能力が欠けていたことを認めるに足りない上,証拠(調査嘱託の結果)に よれば,被告の上記症状は,同月8日には緩和され,それ以降は通院治療 を受けていないことが認められ,これらの事実にかんがみれば,本件合意 当時,被告が心神耗弱の状態にあったとは認められない。 したがって,被告の上記主張は採用できない。 (2) 抗弁(2)(心裡留保による無効)について 被告は,原告は,真に婚姻を継続する意思がなかったにもかかわらず, 婚姻の継続を表明して本件合意を申し出ているところ,被告はその真意を 知らないで本件合意を承諾したものであると主張するが,民法93条の心 裡留保は,相手方である被告が表意者である原告の真意を知り又はこれを 知る さらに詳しくみる:ことを得べかりしときは原告の意思表示が無・・・ |
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