離婚法律相談データバンク 同居期間に関する離婚問題「同居期間」の離婚事例:「夫の浮気による結婚生活の破綻」 同居期間に関する離婚問題の判例

同居期間」に関する事例の判例原文:夫の浮気による結婚生活の破綻

同居期間」関する判例の原文を掲載:(7)に認定したように,被控訴人と2人の・・・

「浮気していた夫からの離婚請求が第一審、第二審において認められた判例」の判例原文:(7)に認定したように,被控訴人と2人の・・・

原文 ていることは明らかであり,このことからも推認できるように,離婚請求を棄却することによって,形骸化した夫婦関係を放置することになり,そのような事態の中で,被控訴人と控訴人の間の葛藤,緊張が継続又は増大し,それが未成熟の子に大きな影響を与える結果を生じることになるのは必定であって,かえって,子の福祉を害する危険性さえあるといわなければならない。前記第2の3の(7)に認定したように,被控訴人と2人の子の間の連絡が一時途絶えたのは,その現れともいえなくもない。
 たしかに,弁論の全趣旨によれば,控訴人自身が,その真意は測りかねるものの,形式的な単なる戸籍上だけの夫婦関係の維持によって,その精神的安定を保持している節が窺え,その影響を受けてか,2人の子も被控訴人と控訴人が離婚しないことにその精神的安定の拠り所を求めていることが窺える。そして,そのことからは,離婚請求が認容されると,両者に対して精神的な打撃が生じることは肯定せざるをえない。しかし,控訴人のそれに対しては,慰謝料を持って対応しうることは既に説示したとおりであるし,2人の子のそれについても,控訴人において,2人の子に対して,「お父さんとお母さんの関係はうまく行かなかったけれど,あなたたちとお父さんの関係は今までと変わらない。」ことを懇切に説くことによって対処可能である。そして,弁論の全趣旨によれば,被控訴人においても,父子関係を断つつもりもないし,現に,経済的負担はしているし,面接交渉にも誠実に対応していく意思であることが認められる。
 以上を総合すると,離婚請求を棄却し,被控訴人と控訴人との間の実質を伴わない形骸化した形式だけの夫婦関係を維持したところで,被控訴人と2人の子の現実の生活上の父子関係を回復できるわけではなく,かえって,夫婦間の葛藤,緊張が子の福祉に悪影響を及ぼす危険があって,弊害の方が大きく,離婚請求を認容しても,それが子に与える精神的打撃については対処可能であり,実質的な父子関係を維持して行くことも可能であり,被控訴人もその意思であり,かつ,被控訴人のこれまでの現実の行動を見ると今後もそれが継続されることが期待できると認められ,その弊害は対処可能であると解されるから,離婚請求を認容した場合,子の福祉が害されるとはいえないと認められる。
  (4) エについて
 前記第2の2の(7),(11)及び第3の(8)によれば,乙川が被控訴人と交際を始めた後は,   さらに詳しくみる:被控訴人と控訴人が別居してから約3年が経・・・

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