離婚法律相談データバンク 返事に関する離婚問題「返事」の離婚事例:「長期間の別居による結婚生活の破綻」 返事に関する離婚問題の判例

返事」に関する事例の判例原文:長期間の別居による結婚生活の破綻

返事」関する判例の原文を掲載:たとおり、原告と被告との婚姻関係は、精神・・・

「1度目の裁判では認められなかった離婚請求が2度目の裁判により認められた判例」の判例原文:たとおり、原告と被告との婚姻関係は、精神・・・

原文 由がある。
 (3)被告は、原告が被告に対し離婚を求めることが信義誠実の原則に反する旨主張し、前記のとおり、前訴控訴審判決においても、信義誠実違反と判断されている。
    しかしながら、現時点で検討したところによると、既に述べたとおり、原告と被告との婚姻関係は、精神的結合が欠けており、その精神的結合が欠けた結果が長期間の別居状態という外形事実として表れている以上、特段の事情のない限り、有責配偶者とは認められない原告の離婚請求を、信義誠実の原則違反として許さないとすることはできないものと考えられる。
    原告は、前調停事件においては、海外赴任中に突然調停を申立て、その期日には一度も出席せず、前訴第一審の期日においても本人尋問期日以外は出頭しないという態度をとり、原告と被告の婚姻関係の破綻状況を説明する努力が不十分で、生活費の送金を中止するなど、不誠実との印象が否めないものであったが、本件訴訟においては、原告にとって不快な事柄を避ける行動に終始するようなことはせず、本件訴訟に先立つ調停や本件和解期日等にも出席するなどし、生活費の送金についても努力し、また、時間的には、被告にも婚姻関係の回復に努め得る猶予が与えられた。(原告及び被告各本人、弁論の全趣旨)
    被告は、本件請求が認容された場合、社会的及び経済的事情は、被告に過酷なものと主張するが、本件において、そうした過酷な事情が具体的に発生すると認めるに足りる証拠はない。
    以上検討したところによれば、上記特段の事情に該当する事由は認められず、原告の請求が信義誠実の原則に違反するということはできない。
 4 以上のとおり、前訴控訴審判決の口頭弁論終結時と本訴との間には、原告と被告との婚姻関係に、婚姻を継続し難い重大な事由があると認められ、信義則違反が認められない状況にあるという事情の変更がある。
 5 よって、主文のとおり判決する。
    東京地方裁判所民事第41部
         裁 判 官   原   道  子