「センター」に関する事例の判例原文:フランス人の夫の暴力による、結婚生活の破綻
「センター」関する判例の原文を掲載:一郎の親権を認めると、前記仮処分と矛盾す・・・
「フランス人の夫の暴力によって結婚生活が破綻したとして、日本人の妻の離婚の請求等を認めた判例」の判例原文:一郎の親権を認めると、前記仮処分と矛盾す・・・
| 原文 | 服申立て等をしていないので、前記仮処分は依然として効力を有する。したがって、本件において、一郎の住所を日本に定めることを前提として原告に一郎の親権を認めると、前記仮処分と矛盾する結果となる。 (ウ) 以上により、形式的にも、実質的にも一郎の親権は被告に存する。 (4) 争点(4)(原告の被告に対する慰謝料請求権の有無)について ア 原告の主張 原告は、被告からの度重なる暴力により精神的苦痛を被ったが、被告は、原告に対し、自らの暴力について、一切反省も謝罪もしなかった。被告が原告との婚姻生活の継続を不可能にしたことにより原告に与えた精神的苦痛を慰謝するために必要な賠償額は、一〇〇〇万円を下らない。 イ 被告の主張 原告の主張は争う。 第四 争点に対する判断 一 各争点について判断する前提として、原、被告の別居及び本件離婚訴訟に至る経緯等について判断する。 (1) まず、被告が原告に対して暴行行為に及んでいたか否かについて判断するに、医師の診断書、公文書等である《証拠略》によれば、以下の事実を認めることができる。 ア 原告は、平成一三年五月五日午後三時に自宅で暴力の被害を受けたことを主訴として医師ゲルペロウイク・ジョエルの診察を受け、同医師は、左頬の上部に痣と一センチメートルの痛みを伴う切り傷を負っており、その傷害が悪化しない限り、三日間の日常生活の妨げをもたらすと診断した。 イ 原告は、同月八日午後二時三〇分に自宅で暴力の被害を受けたことを主訴として、翌九日、医師ラス・ロザリンの診察を受け、同医師は、首の中央部に絞首のあと、右手首に青痣、左頬下部に二センチメートル四方の青痣があると診断した。原告は、同月一四日、オンフォン・ルージュ警察署に被害届 さらに詳しくみる:を提出した。 ウ 原告は、同年六月九日・・・ |
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