離婚法律相談データバンク 離婚による精神的苦痛に関する離婚問題「離婚による精神的苦痛」の離婚事例:「夫の浮気による結婚生活の破綻と、妻が受けた精神的苦痛」 離婚による精神的苦痛に関する離婚問題の判例

離婚による精神的苦痛」に関する事例の判例原文:夫の浮気による結婚生活の破綻と、妻が受けた精神的苦痛

離婚による精神的苦痛」関する判例の原文を掲載:54,甲57,甲62ないし67,甲70,・・・

「夫の不倫によって、精神的苦痛を受けた妻の慰謝料請求を認めた判例」の判例原文:54,甲57,甲62ないし67,甲70,・・・

原文 らの不法行為)について
 (1)証拠(甲7,甲10,甲12,甲14,甲26,甲28ないし29,甲38ないし44,甲46,甲54,甲57,甲62ないし67,甲70,甲74,甲81,甲83,甲85の1,甲98,甲99の1ないし2,乙3ないし4,原告X1本人,被告Y1本人),前記争いのない事実及び前記第3の1(1)記載の事実によれば,次の事実が認められる。
   ア 原告X2は,昭和37年4月,原告X1と被告Y1の長男として出生し,翌38年,被告Y1の転勤により,両親とともに大阪に居住するようになった。被告Y1は,昭和42年ころから職場の女性と不貞関係を持つようになり,同じころ,原告X1は腎臓等を患って体調を崩すようになったが,家庭内に特段の不和はなかった。
   イ 被告Y1は,昭和43年,再び東京に転勤になった。このころから,被告Y1は女性との不貞関係などのため,週末に外泊するようになり,長期間帰宅しないこともあった。一方,原告X1は,昭和43年に大泉の家を新築した際の疲れなどから体調を崩し始め,膵炎,胆嚢炎などに罹患し,夜中に発作を起こすこともあった。被告Y1の不貞により,原告X1と被告Y1の関係は次第に悪化し始め,昭和44年ころからは,被告Y1が原告X1に生活費を支払わないことも時折あった。原告X2は,両親の不和や被告Y1が不貞のために外泊していることついて悩むようになり,体調を崩している原告X1の看病の負担なども強いられるようになった。
     被告Y1は,昭和47年ころに被告Y2と同棲するようになってからは,原告らの家には殆ど帰宅せず,帰宅することがあっても,原告X2に対して言葉をかけることなどもせず,原告X2に強い疎外感を味わせた。
   ウ 原告X2は,小学校のころから怖がってエレベーターに乗れなかったり,新しい洋服が着られなかったりするなどの症状があり,中学校に入学した後も,クラブ活動に入ることができず,対人関係で極端に緊張するなど,精神的に不安定な症状が出始めるようになった。
     原告らは,原告X2の高校卒業後の昭和57年ころ,被告Y1がFを胎児認知していることを知った。また,このころから,被告Y1は原告らに生活費を支払わなくなった。原告X2は,Fが胎児認知され,原告X2と同じ戸籍に記載されていることと,被告Y1が生活費を送らなくなったことに強い精神的ショックを受けた。
     原告X2は,2年間浪人した後,昭和58年4月,北陸大学薬学部に合格し,金沢市内で下宿して生活することになった。被告Y1は,学費として500万円を支払ったが,その後の生活費等は送らなかったため,原告X2の残りの学費や生活費はGからの援助等に頼らざるを得なかった。原告X2は,下宿を探している際,外の階段が下りられないなどの異常な症状が現れていた。
     原告X2は,大学入学後,上級生からのいじめに遭ったり,下宿先で上級生が起こした騒動に巻き込まれ,下宿を移ったりするなどした。
     原告X2は,大学在学中に精神病を発症した。原告X2は,昭和58年5月ころ,自己の精神状態に異常を感じ,精神科を受診したいとして原告X1に保険証を送るよう頼み,原告X1は被告Y1に保険証を送るよう依頼したが,上記第3の1(1)ウのとおり,被告Y1が原告X1に保険証を交付しなかったため,原告X2は通院に踏み切れなかった。その後,原告X1が社会保険事務所に相談するなどして保険証の交付を受けたが,被告Y1は既に受診する気力を失っており,受診しなかった。
     原告X2は,このころ原告X1に度々電話し,被告Y1が不貞のため家庭を顧みなかったことや,被告Y1に対し,原告X1が毅然とした態度をとらなかったことについて,原告X1に非難の言葉を浴びせることがあった。原告X2は,大学在学中,一度も帰省せず,原告X1が原告X2の下宿先を訪れることも強く拒否していた。原告X1は,被告Y   さらに詳しくみる:1に対し,原告X2の精神状態が不安定であ・・・

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