「証拠上」に関する事例の判例原文:夫の浮気による結婚生活の破綻??
「証拠上」関する判例の原文を掲載:から,被告Y2に不信感を抱くようになった・・・
「離婚の請求は認められたが、夫の浮気が原因ではないとして、妻の慰謝料と財産分与の請求は認められなかった判例」の判例原文:から,被告Y2に不信感を抱くようになった・・・
原文 | 貞行為があったか。(甲事件) (原告の主張) ア 被告らの不貞行為発覚の経緯 (ア)次のような被告Y2の行動が契機となって,原告は,平成13年11月頃から,被告Y2に不信感を抱くようになった。 a 同時期から,朝帰りをするようになり,原告との夫婦関係を求めなくなった。 b 原告が蓄えた出産準備のための貯金を無断で費消した。 c セックスのハウツー本を持参して,自宅を出るようになった。 d 残業で帰宅が遅くなったと言いながら,実は残業の事実がなかった等,話の辻褄が合わなくなった。 (イ)被告Y2は,平成13年12月10日頃,明確な理由を説明しないまま,突然,原告に対し,離婚届に署名をするよう求めた。 そして,被告Y2は,翌日から,同人の実家で起居するようになり,しばらくして自宅に戻ったが,その頃,消費者金融からの借入れを告白した。 (ウ)被告Y2は,平成14年1月,原告に対し,交際中の女性がいることを告白した。被告Y2は,交際中の女性は,Cの同僚で,原告より長髪で茶色に染めていると説明した。 同告白により,原告は,被告Y2が不貞行為をしていると確信した。 (エ)被告Y2は,平成14年2月6日,一方的に別居を開始した。 (オ)原告は,平成14年4月1日,被告Y1が,退社後,夕食材料の買物をして,××のアパートに赴き,自ら持参した鍵でドアを開錠して入室するのを現認した。 イ 被告らの不貞行為の立証 前記不貞行為発覚の経緯及び次のような事実により,被告らに不貞行為があったことは明らかである。 (ア)被告らの上司であったEの証言によれば,平成14年2月頃から,Cの社員何人かが被告らの関係が怪しいと感じ始めており,また,同年4月頃から,被告らが,朝,揃って出勤するのを社員が見かける様になった(甲42の1)。 (イ)前述のとおり,原告自身,平成14年4月1日,被告Y1が被告Y2の居住する××のアパートに入室するのを現認しているし,同アパートの大家は,婚約者のように思える女性が被告Y2と共にアパートを出入りしていたと陳述している(甲21)。 (ウ)被告Y2は,離婚協議書(甲19)において,200万円の慰謝料を支払う旨約束していた。 (被告らの主張) 被告らの間に,不貞行為の事実はない。 (2)被告Y2の原告に対する悪意の遺棄が認められるか。(甲事件) (原告の主張) 被告Y2は,平成14年2月6日,一方的に別居を開始し,原告を悪意で遺棄した。 (被告Y2の主張) (悪意の遺棄については,原告は平成15年12月16日付け準備書面で主張したため,被告Y2からの反論はなされていない。) (3)原告は,被告Y2との婚姻中,被告Y2以外の男性との不貞行為を行ったか。(乙事件) (被告Y2の主張) 原告は,平成11,12年頃から,原告の勤務先の同僚あるいは上司と不貞行為を行い,被告Y2の追求に対し,不貞の事実を自認していた。 ( さらに詳しくみる:原告の主張) 原告には,何ら不貞・・・ |
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